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泥船?危険な企業の見分け方

長ければいいってことではない

昨今では自分のキャリアを活かすために転職をする人もかなり増えてきていますが、
全ての転職希望者が自分のキャリアアップのために仕事を辞めるわけではありませんよね。

もちろん就職活動など新しい職場に自己アピールをするときには
「前の職場が嫌だったので」といったマイナスなことを口にするのはNGですが、
本音の部分を見ればやはり前の職場に何らかの不満を抱えていたということが多いのが実情でしょう。

一方で現在勤務している企業にかなり大きな不満があるものの、
我慢をして長く仕事を続けることを選ぶ人もいます。

我慢や辛抱は日本の美徳だが…

確かに日本においては我慢や辛抱は美徳なので、
いかに理不尽な企業であったとしてもそこでできるだけ忠義を尽くすというのはほめられる行為と言えるかもしれません。

ですがそんな本人の誠実さに対して全ての企業が報いてくれるわけではありません。
むしろ沈みゆく泥船にいつまでも乗り続けていた人間として、
低い評価を周囲から与えられてしまうこともあります。

残るか引くかということはかなり判断の難しい問題ですが、
もし将来的に転職を考えているのであれば適切なタイミングの見極めができるようになっておくことは大切です。

沈みゆく危険な企業には共通した特徴があります。
上場企業などにおいては必ずバランスシートや貸借対照表など財務諸表を公表する義務がありますので、
それに目を通すことでざっとその企業の内情をうかがい知ることができます。

ただし、いくら審査基準が厳しくなったとはいえ切羽詰まった企業においては
不利な判断材料と鳴るような数字を正直に出すということはしたくないものであるため、
もしかしたらその数字自体がなんらかのからくりによって書き換えられたものである可能性もゼロではありません。

財務諸表上はよい数字を出しているのになんとなく危ないという雰囲気を感じることもあります。
例えばやたらと社内で隠し事やひそひそ話をしているような場合です。

健全な財務内容の会社というのは、企業内の実情に弱みがないので
企業秘密にかかる部分以外のことについてはオープンにするものです。

ところがどこかやましいことがあったり、
従業員に知られたくないことがあるような企業では、
情報を断片的に隠しておきたがるようになり、
全ての情報を把握できる人がほとんどいないという状況をつくります。

もし転職のタイミングに迷っているなら、
早めに行動を取ったほうがよいでしょう。
いよいよ危なくなるとババ抜き状態になり、
辞めにくい雰囲気ができてしまいます。